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Grizl サスペンションを自作する。4 [自転車]

フォークも無事に付いたので、あとはブリーディングです。
もともと付いていたフォークがインターナルルーティングだったので、
フォークを外すときにキャリパー側のボルトを外しました。
MTBならレバー側のボルトを外しますが、ロードの場合レバー側のホースはバーテープで巻かれているので、キャリパー側のボルトを外しました。
キャリパーが外れればあとはフォークからホースを引き抜くだけ。

ここからはMTBと同じなので楽勝。
ホースをフォークから抜いて、オリーブが圧着されている部分をカット。
新品のオリーブを付けて再度ボルトをキャリパーに接続。
以上。

Rudyフォークにキャリパーを付けたらブリーディングだ。
MTBと同じでなんとかなるだろう。
と思っていたら意外な落とし穴が。。。

フォークにキャリパーをマウントするためのボルトが付いていない。。。

Rudyフォークはフラットマウントで、フォークの表面からねじを付けるタイプ。
これは完成後の写真。
DSC_1629.JPG
このネジがフォークに付属ていなかった。。。
欠品か?と思ったが付いていないのが正しい気がしてきた。

このフラットマウントボルトはコンポメーカーが販売している部品なのだ。
シマノも販売している。
なのでRockShoxとしては付属できないのでは。。。
無題.png

とにかく調達。
Amazonで売っていた。
なになに、長さがいっぱいある。どれが適切かわからない。
とりあえずバクチで買うか?と思ったが一本500円くらいする。。。
ちゃんと説明を見るとフレームの厚さでネジは決まるらしい。

つまり、、、ノギスでフォークの厚さを計測。
大体35mmに近い暑さだった。
DSC_1627.JPG
なので一番長い35mmフレーム用のネジを購入。

届いて嵌めてみるとこれで正解だった。
ロードになると色々と知らない事があるなぁ。。

キャリパーが固定できたのでブリーディングを実施。
そんなに気泡が入っていなかったようで、難なく終わった。
でもやっぱりブリーディングはSRAMの方が簡単だと思う。

という訳でGrizlサスペンション自作完成です。

さぁ、あとは走ってテスト。
春ごろになって暖かくなったらかな。
DSC_1616.JPG
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Grizl サスペンションを自作する。3 [自転車]

ヘッドパーツのダストカバーに生じた隙間。
DSC_1617.JPG

これをネットで検索すると結構ヒットした。
同時にステムをぎりぎりまで下げたい場合の対策もヒットした。

なんとそういうダストカバーがあるらしい。
フムフムなんとそれ用の低頭のセンタリングワッシャーもあるらしい。

なんにしても今はMTBから分捕ってきたセンタリングワッシャーで代用している。
新しいセンタリングワッシャーを用立てないとMTBに乗れないので、
この低頭品を買うことに。

WOODMANのダストカバー。
DSC_1623.jpg
ダストカバーのほかに低頭のセンタリングワッシャーとマイクロスペーサーがついてくる。
このセンタリングワッシャーだけを使うことにした。
WOODMANのダストカバーはカンパ用とケンクリ用があり、
カンパは45度で、ケンクリは36度らしい。
今回用意したFSAのヘッドパーツは36度なので、ケンクリ用を注文。

このセンタリングワッシャーもピッタリはまった。
これでだいぶ隙間が小さくなった。
DSC_1626.JPG
後はハンドルの重さ。
MTBの場合は5N/m位で締めてもなんともないが、ロードだと勝手が違うのか。
それともMTBはZSだからか。。。
よくわからんがググると、ヘッドを締めこんでいって抵抗を感じてから、30~45度締めるのが目安らしい。
というわけで、それくらい締めて調整するとハンドルの多さはほぼ無くなった。
厳密には少し抵抗を感じるが、以前のハンドルの感覚を覚えていないので、
これでいいのか判断できない。

いずれにせよ、数多のパーツを組み合わせここまで来た。
フォークはついたので、あとはフロントブレーキをブリーディングして終わり・。。。

と思いきや、ここでシマノが立ちはだかるのでした。。。
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Grizl サスペンションを自作する。2 [自転車]

パート2です。

届いたFSAの外径44mmのベアリング。
DSC_1621.JPG
これをフレームのヘッドの窪みに入れてみると、、、ピッタリ収まった。
しかし、ベアリングが少し暑いので少しトップチューブからはみ出る。
※ここの写真を撮っておくべきだったと後悔。

まぁ、いいでしょう。
これで作業できる。
フォークのコラムをカットして、スタファンと、下玉を圧入。
この作業はMTBと同じなので楽勝。

フレームに上下のベアリングをセットし、フォークを差し込む。
ここで問題が。。。。
上側のベアリングとフォークの間に隙間がある。
これはすぐに分かった。センタリングワッシャーが必要なのだ。
取り寄せたFSAのベアリングには付いていなかった。
手持ちのMTBがFSAのヘッドセットなので、そこからセンタリングワッシャーを拝借し、
嵌めてみた。これもぴったりフィット。

勝った。勝利を確信。

ステムについてはCanyon純正のステムをそのまま使いたかったので、
リッチーのシムを用意していた。
DSC_1620.JPG
これをステムの内側に置くことによって、1/ 1/4用のステムを1 1/8系のフォークに付けられる。

ステムもついて完成!!
と思いきや、なんだかダストカバーの隙間が大きい。。。

きっとFSAのベアリングが暑いからなんだろうなぁ。。。
おまけになんだかハンドルが重い。。。いや固い。。。。
DSC_1617.JPG

というわけでベアリング問題を乗り越えても問題は残るのでした。

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Grizl サスペンションを自作する。1 [自転車]

以前よりずっと試したい事がありました。

それはグラベルロードにサスペンションフォークを付ける事。
RockShoxのグラベル用のフォーク、Rudy Ultimateが発表されてから、
ずっと発売を待っていた。
海外のサイトも張っていたが全然入荷しない。
そんなある日、何の気なしにマイクスを見に行くと、、「入荷してた!!」

さっそく注文。40mmトラベルの茶色のようなグリーンの色。
希望通りの仕様だ。

届いてから三週間、紆余曲折ありながらもなんとか取り付ける事が出来た。
DSC_1616.JPG

ベース車両はCanyon Grizl CF7

今回はその紆余曲折をお届けしたい。

購入前に想定していた作業は下記の二点。
1)今付いているフォークを外して下玉を外してRudyに移植。
2)今付いているフォークはブレーキホースが内装なので、
一度外して結線、ブリーディング。
DSC_1625.JPG
このフロントフォークの中を通らせるルーティングは誰得なのだろうか。。。

ところが、、、フォークを外してみてオドロキ。。。
下玉がない!!
DSC_1624.JPG
フォークが加工されていて、下玉の形状になっている。。。
ロードでは普通のようだが、想定外だった。。。

しかもさらに想定していなかったのが、
元々付いていたフォークはTaperだが、
上が1 /1/4だったのだ!!
Taperといえば上は1 1/8とばかり思いこんでいた。
Rudy ForkはTaperで上が1 1/8。
つまり、上側のヘッドパーツも流用できない。
そしてステムも流用できない。

いきなり詰んだ。。。

とはいえ、大金をはたいて買ったフォークはなんとしても使いたい。
Canyon Japanに問い合わせる事に。。。

私のバイクGrizlは最近このRudyサスペンションフォークを装備したモデル、
「Grizlサスペンション」が発売されたので、
同じヘッドパーツを提供してもらえれば対応できるという算段だ。

しかし、Canyon Japanの回答は絶望的な内容だった。
※Canyon Japanの方の対応は早く、丁寧でした。
結果が残念だった、という話です。
訳あって回答は二回頂く事になりました。

・回答1 下側のヘッドパーツについて
下側のヘッドパーツは一般的なこのサイズなので市販品で代替できる。
Canyonとしては提供できるパーツはないので、市販品を購入して欲しい。

ふむふむ、では手配しようポチ。

・回答2 上側のヘッドパーツについて
Grizlサスペンションに提供されているRudyフォークはOEM品で、コラム径1 1/4となっている。
しかし、市販されているRudyフォークはコラム径1/ 1/8となっている。
よって、Grizlサスペンション用のヘッドパーツは1 1/4用で、アフターマーケットのRudyには使えない。
Canyonとしては提供できるパーツがない。

という衝撃の回答でした。。。回答2は打つ手がない。。。
終わった。。。ヤフオクに流すかとも思った。

と思ったが、なんとかしたいので調べる事に。
下側のヘッドパーツと下玉は既に注文したので問題ない。
こちらはCanyon Japanに規格を教えてもらっていたので探しやすかった。

次に上側も調達する必要がある。
上側のヘッドパーツのとても小さい刻印を見ると
「3544 36x36」
と書いてある。
内径35mm、外径44mm、内角36度、外角36度と解釈した。
フレームに直接ヘッドパーツが置かれているタイプなので「IS」だろう。
という訳でIS44で検索するもCanyonに使われているパーツしか見つからない。
IS42までが一般的なサイズの模様。
詰んだのか?
と思ったが、FSAが外径44mmで内角36度、外角36度のヘッドパーツを単品で出していた。
これを手配。
多分あっているだろうが現物を合わせるまで落ち着かなかった。

そして届いた現物。結果はいかに。
DSC_1621.JPG

多分、続く

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