隠れた名品

ドロッパーシートポストなんですが、各社値上げの嵐で一番安かった頃から二万円位高くなっています。

そんな中Giantのドロッパーはお値段据え置きの2.3万円。
トムソンとかは6万円に届く勢いなので凄いコスパです。
このGiantのドロッパーをAnthemに付けているのですが品質的にも何の不満もありません。ガタもなく、取り付けから一年たった今でもノートラブル。
常々とてもいい製品だと思っていました。

コイツはワイヤーの取り回しがステルスと外出しの両方に対応しています。
対応していると言うのはコンバーチブルになっているという事。
他のメーカーのドロッパーはステルス版と外出し版が製品として別れていて互換性もない。
しかもRockShoxのReverbみたいにスイッチが油圧式じゃないため、ユーザーでのメンテもしやすい。

ここまでいいことずくめ。
弱点といえば、トラベル長が他のメーカーより小さく、75mmであること。
※大抵の製品は100mm。
一番低いポジションでも他の製品より少し高い。
所が今年のカタログを見ると100mmの奴が追加されていた。
もう無敵じゃない。
Trance等の完成車はサイズによって付属するドロッパーのトラベルが違う模様。
Sは75でmは100。

残る弱点は30.9mm径しか無いことだけど、シムを噛ませばなんとかなる。シムなんて千円もしない。

どうしようもない弱点はGiantロゴが入っている事。
でもシートポスト本体もロゴも黒なので遠目にはわからないと思う。
他メーカーのバイクに付けてもいいかと思う。

上の方の白い文字は製品名のcontact。


かなりいいんじゃない。
Giantのドロッパー。
トムソンとかFoxの大手パーツメーカーの影に隠れているけど、名品だと思う。
なにより安すぎ。